効率的市場仮説から考える競馬オッズ ― データの歪みから妙味馬券を狙え!

こんにちは!さかなちゃんです!

投資の世界でよく語られる理論に「効率的市場仮説」というものがあります。

簡単に言えば、「株価にはすでにあらゆる情報が織り込まれているので、誰もその市場を出し抜いて安定的に儲けることはできない」という考え方です。

実は競馬も、これとよく似た仕組みを持っています。

競馬ファンがレースごとに予想し、その結果として形成されるのが「オッズ」です。

つまりオッズは、みんなの予想や情報、経験が集まった市場価格のようなものだとも考えられます。

では、もしオッズが完全に効率的市場と同じだとしたらどうでしょう?

馬券に「おいしい買い方」なんて存在しなくなります。

どの馬を選んでも、公平な確率に見合った配当しか得られず、長期的に見れば誰も勝てない…。

しかし実際には、皆さんの回収率にはばらつきがあります。

つまり、人気先行で過剰に売れている馬券や、実力の割にあまり注目されていない馬に出会うことが少なくないのです。

そこにこそ、競馬の面白さ、そして「妙味馬券」を探す楽しみがあるのです。

この記事は次のような人におすすめ!
    • 最近競馬に興味を持ったばかり!
    • 競馬で勝ちたい!
    • 回収率を上げたい!

① もしオッズが完全に効率的なら?

妙味のある馬券は存在しない

効率的市場仮説がそのまま競馬に当てはまるとすれば、オッズはすべて正しい確率を反映していることになります。

例えば「単勝オッズ2.0倍の馬」は本当に50%の確率で勝つし、「10.0倍の馬」はきっちり10%の確率で勝つ。

この場合、「おいしい馬券」「過小評価されている馬」は一切存在せず、どの馬券を買っても理論上はプラスになりません。

長期的には誰も勝てない

さらに厳しいのは、競馬には「控除率(JRAなら約25%)」があるという事実です。

勘のいい方は先ほどの例で違和感を持ったかと思いますが、
実際には競馬は胴元の取り分が存在するため、期待値は0.8です。※馬券種によります

となると、先ほどの例で考えると、「単勝オッズ2.0倍の馬」は40%の確率で勝ち、「10.0倍の馬」はきっちり8%の確率で勝つため、どんな人でも長期的には回収率は80%に落ち着きます。

もしオッズが完全に効率的なら、どの馬券を選んでも平均的な回収率は 80%前後 に収束します。

短期的に当たってプラスになることはあっても、長期的に見れば必ずマイナス。

つまり「競馬で勝ち続ける人」は一人もいなくなる、という世界です。

競馬の楽しさも失われる?

もしそんな完全効率の世界だったら…競馬の面白さも半減してしまうでしょう。

「どの馬が過小評価されているのか」「みんなが見落としている要素は何か」――

こうしたオッズの歪みを探す楽しみがなくなり、馬券はただの「確率通りの抽選」になってしまいます。

サイコロを転がしているのとあまり変わらないわけです。

しかし実際の競馬では、人気に偏りが出たり、思い込みや情報不足でオッズに歪みが生じたりします

だからこそ、競馬には妙味のある馬券が存在し、データを駆使する余地があるのです。

② 現実は効率的ではない

人気に左右されるオッズの偏り

競競馬ファンは必ずしも冷静に確率を見極めているわけではありません。

特に最終レースなんかでは、「一発逆転!!」と意気込む人が多いレースですね。(現にわたしもその中の一人になることも、、、汗)

実績馬や知名度の高い騎手が騎乗するだけで「過剰に人気が集まる」ことも珍しくありません。

逆に、地味な厩舎やマイナー騎手が手綱を取ると、実力があっても評価されにくいケースもあります。

こうした人間の心理がオッズに偏りを生みます

バイアスと情報の非対称性

ファンの多くは新聞やネットの印を参考にして馬券を買いますが、それは同じ情報に基づくため「みんなが同じ馬に流れる」現象を引き起こします。

また、展開予想や馬場適性など、専門的な知識やデータを持つ人とそうでない人とでは、判断の精度に差が出ます。

その結果、オッズは必ずしも「真の確率」を反映しきれず、歪みが残るのです。

実際に現れる“妙味馬券”

例えば、明らかに能力が拮抗しているのに人気差が極端に開いている馬同士。

あるいは、データ的には好走が期待できるのに注目されず単勝30倍、50倍と放置される馬。

こうした「オッズの歪み」は現実に存在し、だからこそ一部の人は回収率を100%以上にできるチャンスを持っています。

効率的市場仮説はあくまで「理想」であり、競馬の現場では完全には成り立たないのです。

③ 妙味のある馬券を見抜くには?

妙味の基準は「的中率 × オッズ」

競馬で「妙味がある」とは、単にオッズが高い馬を狙うことではありません。

大事なのは その馬が勝つ(あるいは馬券に絡む)確率 × オッズ です。

例えば、単勝オッズ20倍の馬が6%の確率で勝つなら、期待値は「1.2」となり、これは妙味のある馬券といえます。

逆に、オッズが低いのに的中率も低い馬は、買えば買うほど損を重ねることになります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

競馬初心者でも回収率アップ!『勝率×オッズ』で“妙味”を知ろう!

的中率をどれだけ正確に求められるか

「妙味」の計算はシンプルですが、最大の課題は 的中率をどう見積もるか です。

感覚や勘に頼った予想では、的中率の精度が低くなり、結果的に妙味を見誤ります。

一方で、過去データや統計的な分析を使えば、より正確な的中率を推定することが可能になります。

つまり、データの質と分析力がそのまま馬券力につながるのです。

当予想サイトでは、下記のようにレース出走する全馬の複勝率を独自の機械学習モデルを用いて算出しております。

※予想イメージ

データと統計で「期待値プラス」を探す

実際に回収率を上げるためには、的中率を推定し、それをオッズと掛け合わせて「期待値がプラス」の馬券を探すことが不可欠です。

この作業は一見地道ですが、だからこそ大きな差が生まれます。

統計的な手法や機械学習を活用すれば、人間の直感では見抜けないオッズの歪みを掴むことも可能です。

妙味のある馬券を選び続けられるかどうかが、長期的に回収率を100%以上にできるかどうかの分かれ目になるのです。

本ブログの取り組み

的中率をより正確に予測する挑戦

本ブログでは、単なる勘や印象に頼らず、データに基づいて「その馬が馬券に絡む確率=的中率」を推定することに取り組んでいます。

過去の膨大なレースデータを分析し、走破タイム、馬場状態、枠順、騎手の特徴など、多様な要素を組み合わせることで、より精度の高い予測を目指しています。

機械学習モデルの活用

そのために活用しているのが、機械学習モデルです。

これにより、人間の直感では見抜けない複雑なパターンを捉え、オッズに潜む「歪み」を見つけ出すことが可能になります。

モデルの精度を少しずつ改善しながら、読者のみなさんに役立つ情報を届けられるよう進めています。

読者の馬券選びをサポート

目標は、読者の方が「どの馬券に妙味があるのか」を見抜けるようにサポートすることです。

オッズがかなり効率的に機能している競馬の世界でも、小さな歪みは確かに存在します

本ブログでは、その歪みをデータから見つけ出し、みなさんの回収率アップにつながるような予想を提供していきます。

まとめ

競馬オッズは、多くのファンが参加することで「効率的市場」に近い仕組みを持っています。

確かに全体としては馬の実力を反映したものになっていますが、現実には人間の心理や情報の偏りによって「歪み」が生じることも少なくありません。

その歪みを見抜くカギとなるのが 「妙味=的中率 × オッズ」 という考え方です。

そして、この的中率をどれだけ正確に推定できるかが、回収率アップにつながる最大のポイントになります。

本ブログでは、機械学習モデルを活用しながら的中率を精度高く予測し、「妙味のある馬券」を探し出すことを目指しています。

データに基づいたアプローチで、みなさんの馬券選びがより理論的で、より楽しいものになるような記事を発信していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

最後まで閲覧いただきありがとうございました!

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